「農民」記事データベース20210517-1456-08

群馬・利根沼田農民連

朝市を再開

お客さんも「待ちわびていた」

関連/静岡藤枝 お茶の収穫


 群馬県の利根沼田農民連は4月25日、新型コロナウイルス感染の広がりで中止していた日曜健康朝市を1年振りに再開しました。

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お客さんと対話しながら朝市再開

 会場入り口には、32年前から始まった朝市のオレンジ色ののぼり旗を掲げ、マスクや消毒液などを置き、感染予防を呼びかけながら午前6時半から始まりました。

 会場には開始前からお客さんが訪れるなど、再開を待ちわびていたようでした。「友だちから再開を知らせてもらって来ました」という女性も。

 会場は広々とした保健生協の駐車場で、密を避けた会場配置に「コロナ対策には好都合」の声も。会員の手作りの惣菜や、新鮮な野菜が開始10分で瞬く間に売り切れました。

 同農民連の野口事務局長は「県内会員はじめ、沼田市内の新聞販売店にもチラシを下ろして、利根沼田地域に農民連の元気な姿を知らせました。今日は90人を超えるお客さんが訪れてくれました」と語っていました。

 ※群馬県の警戒度が4に引き上げられたことも考慮し、5月9日から再度休止しています。

(群馬・昭和村 小林耕治)


静岡藤枝
お茶の収穫

 静岡県藤枝市では、今年も新茶の収穫が始まっています。今年の収穫は、去年より1週間ほど早い4月24日から始まり5月9日に終わりました。

 3月の気温が高く、お茶の生育が進み、静岡県全体で収穫時期が早まりました。

 今年の作柄は良好です。うちの畑では霜の被害もほんの一部で収穫への影響はほとんどありませんでした。

 藤枝市では、茶農協が解散して加工ができないことでお茶の生産を辞めている人が多く、周りの畑も荒れていくばかり。

 今、お茶の生産をしている農家は、自分で加工ができて売り先がないと継続は難しいのが現状ではないでしょうか。

(農民連ふるさとネットワーク 種石かおり)

(新聞「農民」2021.5.17付)
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2021年5月

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