農のこころ丸山美沙夫
畦を焼く黒帯一本田が締まる 丸山美沙夫 田の畦や土手の枯れた雑草を焼くのは、害虫駆除や雑草の勢いを弱めるためである。昔から農家は家畜を飼っていた。美味しい若草を食べさせたり、干草にして保存する大事な餌でもあった。農びとの編み出した知恵でもあった。畦を焼くと、燃え跡の黒い筋丈は田一枚一枚が引き締まる。稲作りの始まる一本勝負とも。
(新聞「農民」2021.5.3付)
|
[2021年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2021, 農民運動全国連合会