「農民」記事データベース20210503-1455-04

北海道の家族農業を守ろう

NO! RCEP

北海道 札幌
食農連絡会が宣伝行動

関連/家族酪農支援を


北海道の畑作物にも大打撃

 4月22日、食糧と農業を守る北海道連絡会(食農連絡会)は、札幌駅西口で「国会はRCEPを認めるな!」と、宣伝を行いました。

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札幌駅前で訴える北海道食農連絡会

 道農民連の富沢修一書記長は、「農家は輸入の野菜や果物に負けないようにがんばってきましたが、RCEPで関税がなくなれば太刀打ちできません。北海道の玉ねぎ、カボチャ、ブロッコリーなどが大きな打撃を受けます。北海道の家族農業を守るために力をあわせましょう」と訴えました。

 新聞「農民」のコピーを配布

 道行く人々に、RCEPを特集した新聞「農民」コピーを折り込んだポケットティシュを配り、協力、支援を訴えました。北海道たねの会の会員さんも、宣伝に参加してくれました。

 食農連絡会は、農民連、農協労連、新日本婦人の会、革新懇、自由法曹団などで構成されています。


家族酪農支援を

北海道農民連 農民連
農水省に要請

画像  政府の規制改革推進会議農林水産ワーキンググループが3月に開いた会合で、生乳の更なる流通制度改革が議題の一つとなり、「規制改革が遅れている」「ホクレン(北海道農業協同組合連合会)など指定生乳生産者団体が独占的立場にあり、分割を求める」などの意見が相次いだとされる問題を中心に、北海道農民連と農民連全国連は4月9日、農水省に要請を行いました。

 要請には、北海道内各地の酪農家もオンラインで参加。「酪農支援・振興は、家族農業支援を基本とし、とくに小規模酪農が持続できる振興策をとってほしい」「生乳を一元集荷・多元販売する指定団体制度は、日持ちしない特性を持つ生乳の需給安定に、多大な力を発揮しており、このしくみを堅持するべきだ」と求めました。

(新聞「農民」2021.5.3付)
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2021年5月

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