農のこころ丸山美沙夫
耕すや心身のいまがらんどう 奥山 源丘 俳誌『岳』から。耕すということは農にとっての原点ではないだろうか。種を蒔き作物を育てるためには、地を耕さねばならない。ひたすら耕すことに集中している時は何も他のことは考えていない。まさに「がらんどう」と詠んだところに絶妙さがある。農を愛し育むものの心がこの作に深く伝わってくるのである。
(新聞「農民」2021.4.26付)
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[2021年4月]
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