お米 ありがとう
保育園の卒園児から「葉書き」届く
給食にお米届ける
横浜市 小雀みどり保育園から
山形 庄内産直センターのお米生産者の皆さんへ
給食にお米を届けている神奈川県横浜市の小雀みどり保育園の卒園児の子どもたちから、山形県庄内産直センターに、「葉書き」が届きました。
「はがき」の語源の一つではないかといわれている「多羅葉(たらよう)」の葉に、「おこめ ありがとう」など、覚えたての文字を一生懸命に書いてくれました。
庄内産直センターは、神奈川や東京の小中学校や特別支援学校、約80校の給食にお米を出荷しています。昨年は新型コロナ禍で学校が3カ月も休校となり、キャンセルが続出。生産者も、センターも大きな打撃を受けました。そんななか、「応援米」産直に多くの注文を寄せ、協力してくれたのが、給食にお米を届けてきた、神奈川県内の保育園と、その保護者とOBの皆さんでした。
昨年はこれまで続けてきた田植えや稲刈りの交流ができませんでしたが、子どもたちからお礼の手紙をいただき、生産者・職員一同、うれしいかぎり。今日食べたものは、明日の体を作る。子どもたちの成長に少しでも助力できたのかな、と思うと誇らしくも感じています。
(山形・庄内産直センター 小林隆範)
(新聞「農民」2021.4.19付)
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