農のこころ丸山美沙夫
畦焼きの炎を身中に蔵ひけり 山口 斗人 俳誌『みすゞ』から。春田の耕しを始める前に、畦焼きの作業が続けられてきた。害虫、雑草の種や根を焼いて抑止する効果があるとして行われている。近年は除草剤の使用で労力は軽減された。だが、山間地の水田は保水と浄化の役割も果たす。大切な水の汚染に気も遣う。安全な米作りにこだわる思いが炎の中に。
(新聞「農民」2021.4.19付)
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[2021年4月]
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