「農民」記事データベース20210405-1451-11

新規会員に農民連の
多面的要求運動のススメ

茨城・県南農民組合

関連/=ジャガイモを植えました=


新会員は呼びかけを待っている!

 昨年の持続化給付金申請支援の取り組みでは、農民連本部からの自信をもった「給付金手続きの呼び掛け」に呼応し、私たち茨城・県南農民組合でも役員中心にいま所属するすべて会員さんに呼びかけ、180件を超える申請手続きを行い、さらに近くの農家も誘って、これまでにない40人近くの新規会員が加入してくれました。

 ただ農民連の運動事業に賛同して積極的に会員になった人より、今回は給付金をもらうために(仕方なく?)仲間になった生産者も少なくないと思います。そこで「○○さん(紹介してくれた役員)のご縁でお届けしている新聞『農民』のご案内です〜」と関係をつなぐためにと新規会員になった農家のところへあいさつ回り、いわば“営業活動”をしています。

 給付金手続きの窓口対応をしてあげた人が訪れればさらに反応もいいはず。さらに金庫番のお母さんの方が反応いい(笑)。

 訪問対話では農民の要求に基づいて活動をしている農民連の取り組みについて、新聞「農民」記事を紹介しつつ、税金相談や免税軽油、農業労災保険、米・野菜産直など、その人が興味を示しそうな内容をじっくり説明しています。

画像
農家回りしていたら、ハウスの中で苗箱の緑がとてもきれいでした。茨城県南の早い作柄、4月中下旬には田植えが始まります

 農家Aさんは、打ち解けると少し関心を示し、「せっかく会員に誘ってもらったんだからもうひとがんばりしてみようかナ〜」と知らなかった活動に興味を示してくれました。さらに、訪問した農家Bさんのお母さんが「新しく届けてもらった『農民』はいろいろな農家のことが書いてあっておもしろく、ためになる。父ちゃんが農民連入って私も勉強になっている!」とうれしそうに話をしてくれ、こちらも元気をもらいました。

 新たに新聞を購読してくれた皆さんとつながったのも何かのご縁。こちらのお誘いを待っているかもしれません。新規会員さんに積極的に働きかける必要性を実感している今日この頃です。

(茨城・県南農民組合山口徹)


=ジャガイモを植えました=

年金者組合農作業 埼玉・川越

 埼玉県の年金者組合川越支部では、農家から畑を借りて、毎週火曜日に農作業をしています。土づくりから始めましたが、にわか農家のため、一列の畝づくりにも苦労しています。農家の大変さを実感しています。

 夢は大きく、自然農法で、「遺伝子組み換えでなく安心して食べられる食料を」と全員で張り切っています。とりあえずジャガイモを植えました。

(埼玉県川越市 田中昭雄)

(新聞「農民」2021.4.5付)
ライン

2021年4月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2021, 農民運動全国連合会