米価下落対策を求める緊急署名
全国で取り組もう
3・19緊急米行動(仮称)を行います
オンラインで全国から参加を
コロナ禍による需要の「消失」、引き続く中・外食需要低迷で20年産米の暴落に続いて21年産米の暴落の危険が高まってきました。
米価暴落は生産者のみの問題ではなく、仕入れた米の値下がりは米屋さんにとっても深刻で最悪の販売環境のもとで、新たな仕入れが全くできない状態になっています。
しかし、SBS(売買同時入札)米輸入は低調ですが、昨年9月からの累計でアメリカ産米落札は3万7千トンを超えました。
過剰米対策を「冷酷」に拒否して生産者には1万円米価と減産を押し付け、消費者にはアメリカ産米を押し付ける菅内閣を続けさせるわけにはいきません。
米価下落対策を野党共闘の共通政策として、総選挙の一大争点に押し上げるためにも、地方から野党への働きかけを強めることが求められています。
コロナ禍の需要減少による「過剰在庫」分を国が責任をもって市場隔離せよ、ミニマムアクセス輸入米を中止・削減せよ、の世論を急速に盛り上げましょう。
田植えの準備が迫る中、政府に決断を迫りましょう。
〈行動提起〉
(1)新聞「農民」号外(米価特集号)を活用しましょう。
(2)「新型コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願署名」に取り組みましょう。自治体での意見書・請願採択にも取り組みましょう。
(3)自治体首長や政党、JA・生産法人、集荷・販売業者団体、消費者団体などへの訪問活動を強めましょう。
(4)3月19日に「3・19緊急米行動(仮称)」(詳細は次号でお知らせ)を呼びかけます。当日は農林水産大臣要請、オンラインによる中央集会など予定しています。
春の仲間づくり大運動の中ですが、日本の米と農業の将来を危険にさらす菅内閣を総選挙で打倒するために取り組みを強めましょう。
(新聞「農民」2021.3.8付)
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