鳥インフルエンザ
千葉県農民連が県要請
発生農場「収入途絶えた」
千葉県農民連は2月16日、県に対し「鳥インフルエンザ対策を求める要請」を行いました。かなみつ理恵知事候補を擁立する「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会」の松田まつえ代表委員も同席しました。
はじめに越川洋一会長が、「農家の営農を再開できるよう、一刻も早い終息と支援の具体化を進めてほしい」とあいさつしました。
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実態を訴える越川会長(左端) |
養鶏卵のメガファームでの感染拡大で防疫措置の完了のめどがつかないなか、「養鶏農家は再開に向けた支援策がわかると安心できると思うが」との指摘に、県は「国に農家支援の充実を求めている。いま終息に全力をあげているが、支援、融資をすみやかに提供したい」と回答しました。
参加者は「鶏卵農家は収入が完全に途絶え、雇用している職員の給与負担などが重くのしかかっている。営農を断念する事態に陥らないよう、情報の提供や対策を急いでほしい」と求めました。
この要請は千葉県内の3割を超える採卵鶏が処分されるなか千葉県食健連(竹内敏昭議長)との連名で行いました。また日本共産党の斉藤和子前衆院議員が同席しました。
(千葉県農民連 森吉秀樹)
(新聞「農民」2021.3.8付)
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