「農民」記事データベース20210208-1443-09

ベトナム人生活困窮者に
米・野菜届ける

コロナ禍・埼玉農民連など

関連/白菜もコロナ禍?


苦しい留学生ら大助かり
仏教協会 “感謝でいっぱい”

 12月28日に、埼玉農民連(立石昌義会長)と埼玉産直ネットワーク協会は、在日ベトナム人仏教協会(児玉町、ティク・タム・チー住職)を訪ね、米1トン、キャベツとブロッコリー200キロを届けました。

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米などを届ける立石会長(右)と松本副会長(左)ら

 これは新型コロナ禍で、在日ベトナム人の多くが仕事をなくすなどしたため、この寺院に駆け込む人が激増し、寺院の備蓄食料が底をついて困っていることを知り、関係者と相談。「1970年代にアメリカのベトナム侵略戦争に反対し、ベトナム人民支援闘争をした。当時とは状況は違うが、同じアジアに住み、苦労している人たちを支援しよう」と農民連の仲間のトラックを借り、駆けつけました。

 小高い丘の上にある寺院では、大勢のベトナム人青年がトラックに駆け寄り、あっという間に米を下ろしてくれました。支援に対し、住職のチーさんは、「コロナ禍でベトナム人のコミュニティーのうち、特に技能実習生や留学生などの仕事が減り続け、生活が非常に厳しくなっている。お米や野菜を届けてくれたことに感謝したい。さっそく配ります」と喜んでくれました。

 埼玉農民連はこれからも必要に応じ、「ベトナム人民支援」を計画していきます。

(埼玉農民連副会長 松本愼一)


白菜もコロナ禍?

群馬・昭和村 小林耕治(写真)

 きれいに並んだ白菜もコロナ禍で出荷されなかったのでしょうか?

(新聞「農民」2021.2.8付)
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2021年2月

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