2021年2月
■2021年2月22日(第1445号)
- ゲノム編集トマト 来年にも国内流通か?
- 厚生労働省の専門家会議は昨年12月、ベンチャー企業・サナテックシード社がゲノム編集食品として筑波大学と共同して開発したトマト「シシリアンルージュ・ハイギャバ」の販売を国内で初めて認めました。ゲノム編集技術で開発された食品が、2022年にも国内で流通するおそれがでてきました。
- コロナ対策最優先に 国民生活守る施策を/農民連青年部第29回総会
- 国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会は2月10日、議員会館前で、コロナ禍から国民のいのちと暮らしを守る施策などを求める定例の国会行動を行い、100人が参加しました。
- 国連『家族農業の10年』と持続可能な森林・林業
- 家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)と自伐型林業推進協会は1月24日、持続可能な森、林業、地域のあり方について考えるオンラインシンポジウム「国連『家族農業の10年』と持続可能な森林・林業」を開催し、約70人が視聴しました。
- 農のこころ
- 田畑を抱き信濃の山眠る
- 農家が得する税金コーナー(103)
- 売上金額に注意しましょう。2019年9月までは、おおよそ振込金額を課税売り上げにあげればよかったのですが、10月以降はそうはいかなくなっています。
- 農民連 藤原麻子事務局次長の手記
- 東京五輪・パラリンピックの森喜朗会長が、評議員委員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と女性蔑視発言をしたことが大問題になっています。国内外から批判され、森氏は発言の撤回と謝罪の記者会見を行いましたが、問題はさらに広がっています。
- 1日1食しか食べられない
- コロナ禍でアルバイト収入や仕送りが減少し、生活に困っている学生や青年に、食料品や日用品などを無償で配布する学生支援のフードバンクが、北海道内各地で取り組まれています。この取り組みに、北海道農民連の各地の組合員が農産物を提供し、喜ばれています(表を参照)。
- 緊急!!「食糧支援」2回目
- 埼玉農民連は1月30日、本庄市で、緊急「食糧支援」を他の団体と共同で実施しました。これは昨年12月28日に行ったベトナム人の生活困窮者に向けた食糧支援に次いで2回目となるもので、埼玉農民連をはじめ他の団体で構成する「児玉郡市共同センター」が主催し、本庄市が後援しました。
- 旬の味
- 暮れから正月にかけて大雪が降り、10年前の山陰豪雪のようにまた閉ざされてしまうのではないかと心配しました。10年前の経験があるため、今回は道路の雪かきが早めに行われ、特に生活に困ることはありませんでした
■2021年2月15日(第1444号)
- 持続化給付金 どうする税金申告
- 持続化給付金などの給付を受けて、「ハウスの修理ができた」「農機具が買えた」「これで来年も農業が続けられる」とたくさんの喜びの声が聞かれました。しかし、その一方で「税金申告はどうしたらいいの?」と、戸惑いの声も聞かれます。農民連の税金申告の取り組みを紹介します。
- 農家の痛みに冷酷、農家切り捨ての菅政権
- 1月26日に行われた2021年産備蓄米入札では、全国農業協同組合連合会(全農)が60キロ1万1800円という「度を越した安値」(業界紙「商経アドバイス」の生産者の声)で大量落札し、さらなる米価下落のおそれが強まっています。
- 全ての被害農家に等しく万全な支援を
- 年末年始からの大雪により、日本海側を中心に広範囲にわたって農業用ハウスなどの農業施設に甚大な被害が出ている問題で、農民連は2月5日、農水省に被害救済を求める要請を行いました。要請には、とくに被害の大きかった秋田県、富山県、新潟県の代表もオンラインで参加しました。
- 米価など 国連「家族農業の10年」の方向で規模問わず支援を
- 千葉県農民連は2月3日、県農業再建のための対策を求める要請を県庁内で行いました。「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会」の、かなみつ理恵知事候補も同席しました。
- 農のこころ
- 田畔よりはじまる村の野焼きかな
- 農家が得する税金コーナー(102)
- 経営継続補助金も申請が必要です。実際の入金がない場合でも、確定通知の日付が補助金をもらった日(入金があったとみなされる)になります。経営継続補助金には2種類の補助金があります。右記の交付決定通知書の上段A「経営の継続に向けた取り組み」と下段B「○○業種別ガイドラインに則した取り組み」と、それぞれ計算方法が違います。
- 一人ひとりが大切にされる社会へ
農村女性の輪をさらに広げよう!/イラスト
- 新型コロナウイルスの感染拡大で、全国から一堂に会した集会の開催が困難ななか、農民連女性部第32回総会がオンラインで開かれました。初めての試みでしたが、慣れないパソコン操作にも果敢に挑戦し、全国32都道府県、60カ所を結んで、210人に及ぶ女性たちが参加しました。
- 旬の味
- 新型コロナ禍真っただ中の現在の日本、都市部の医療体制がひっ迫し、問題となっていますが、わが地区、宮城県刈田(かった)郡も公立刈田総合病院の問題で揺れに揺れています
■2021年2月8日(第1443号)
- 菅内閣が進める米価「1万円」の米つぶし農政/〈おことわり〉
- 1月26日に2021年産備蓄米入札が実施され、27日に公表されました。結果は、今年産米価のさらなる下落を確定させかねないものとなりました。
- 家族農業を自ら実践
- 1月20日に行われた農民連第24回定期大会で、新会長に長谷川敏郎さん(63)が選出されました。長谷川さんに自己紹介と抱負を寄稿してもらいました。
- 「春の仲間づくり大運動」を会員の力に依拠し成功させよう
- 農民連第24回定期大会は、持続化給付金の取り組みを中心に仲間づくりが進み、会員・読者ともに2年前の第23回大会を上回る現勢で迎え、確信に満ちた意気高い大会となりました。
- 豪雪被害で離農させるな
- 昨年末から1月上旬にかけて襲った大雪で、農業用施設や農畜産物などに広範に雪害が発生した問題で、富山県農民連は1月22日、県知事に対し、要請を行いました。
- コロナ禍から命とくらし守れ
- 国民大運動実行委員会などは1月27日、今通常国会初となる定例の国会前行動を行い、緊急事態宣言のなか、70人が参加しました。
- 農のこころ
- 雪下は農の宝庫や葱にんじん
- 農家が得する税金コーナー(101)
- 3月の確定申告書第1表の所得金額の合計額(申告書Bの(12))が、所得税だけでなく以下の点にも大きく影響します。また今年は基礎控除額が変更になっているため、国保税の減免の限度額などの判定基準も変更されています。
- コロナ入院体験記
- まさかと思うことが、昨年11月に私にふりかかってきました。それは、「高齢者で基礎疾患のある」私が、新型コロナウイルスにかかったことです。
- ベトナム人生活困窮者に米・野菜届ける/白菜もコロナ禍?
- 12月28日に、埼玉農民連(立石昌義会長)と埼玉産直ネットワーク協会は、在日ベトナム人仏教協会(児玉町、ティク・タム・チー住職)を訪ね、米1トン、キャベツとブロッコリー200キロを届けました。
- 旬の味
- 今年の冬は寒さが厳しい。阿武隈の山々を通る起伏のある道路は、少しの雪でも朝晩凍結。カーブもあり、冬場の運転は特に気をつけねばならない。雪の多い地方で生まれ育った私でさえ、怖い思いをする
■2021年2月1日(第1442号)
- 農政を国連「家族農業の10年」の方向に転換させるチャンス!
- 農民連は1月20日、第24回定期大会を初となるオンラインで開催し、47都道府県95カ所から約400人が参加しました。
- 国会開会日行動に450人 改憲論議は許さない/いのちとくらしと雇用・営業を守れ! 罰則より補償を
- 第204通常国会が開会した1月18日、総がかり行動実行委員会・共謀罪NO!実行委員会・全国市民アクションは国会議員会館前で国会開会日行動を行い、450人が参加しました。
- 第24回定期大会 笹渡義夫会長あいさつ(大要)
- 代議員、評議員のみなさん、明けましておめでとうございます。初めてのウェブを利用した大会に、障害を乗り越えて参加していただいた代議員・評議員の皆さんに心から感謝申し上げます。
- 農のこころ
- 果樹園の土生き生きと鍬始め
- 第24回定期大会
- 24回大会で選出された新役員/24回大会への団体・個人からのメッセージ/国会・地方議員からのメッセージ
- 農家が得する税金コーナー(100)
- 農業所得額の計算は、所得に関する収入金額から必要経費を差し引いて、算出します。農民連の『農業収入・支出記帳簿』(税金ノート)を使って集計しましょう(詳しくは『農家のための税金対策の手引き』15ページから)。
- 本の紹介/原 英二 著(日本消費者連盟)『知ってほしい食品添加物のこと』
- 毎日の食生活に欠かせない加工食品。便利ですが、実はたくさんの食品添加物が使われています。安全性に不安があったり、海外では禁止されているのに日本では使われていたり、添加物には多くの問題があります。
- 手記/鳥インフルエンザまん延 “過去最大”
- コロナ禍の出口が見えない2020年12月、小さな養鶏を営む私の家では年末の出荷と鳥インフルエンザの対応に追われていました。
- 旬の味
- 1月20日は旧暦の12月8日、ムーチーの日だ。沖縄島と近くの離島の年中行事となっている。島言葉で餅はムチと発音するがムーチーというと葉っぱで包んだ餅のことであり行事の期日でもある
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