コロナ禍から命とくらし守れ
刑罰ではなく十分な補償を
国民大運動など国会前行動
国民大運動実行委員会などは1月27日、今通常国会初となる定例の国会前行動を行い、緊急事態宣言のなか、70人が参加しました。
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「国民のいのちと暮らし、雇用と営業を守れ」とアピールする参加者 |
全労連の小畑雅子議長が主催者あいさつを行い、罰則を盛り込んだ新型コロナ特措法や感染症法の改定案は、感染症対策に逆行し社会に分断を持ち込むやり方だと批判。「命と暮らしを守るためにも第3次補正予算の大幅組み換えが求められている」と述べました。
さらに22日に発効した核兵器禁止条約についても、批准に背を向ける菅政権に怒りを表明し、「批准を求めて最後までたたかおう。市民と野党の共闘を発展させて総選挙で野党連合政権を実現させよう」と呼びかけました。
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が国会報告。新型コロナ特措法と感染症法改定について、次週にも成立が狙われていると指摘し、「罰則はありえない。時間を取って冷静な議論をするべきだ」と強調しました。
第3次補正予算案の組み替え動議の採決で野党の足並みがそろったことを紹介し、国民のいのちと暮らし最優先の政治への転換を訴えました。
(新聞「農民」2021.2.8付)
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