「農民」記事データベース20201130-1435-12

旬の味


 どの地域も稲刈りも終わり一息ついた時期ではないでしょうか?宮城県蔵王町のわが家は毎年この時期になると、パンジー祭りという収穫祭の意味合いを込めてイベントを開催します。その中で、ネギとさつま芋の収穫前の畑を用意して、掘り放題のイベントを実施しています▼仙台に住む小学校1年生のおいが、さつま芋を掘りながら、「蔵王楽しいなー、蔵王に転校してこようかな〜」と言っており、都市部にいる子どもからすると地方でこういう農業、食べ物に関わることが魅力だと感じるのだということをあらためて認識しました▼農業の魅力、地方の魅力というものを臆(おく)せず発信していきたいなと思います。そうすることで、地方で住むことがどれだけ意義も意味もあるものだということを認識してもらいたいと考えています▼国際農民組織ビア・カペシーナや農民連が各地で取り組んでいる国連「家族農業の10年」キャンペーンを後の世代まで託せる人たちを一人でも多く育てていきたいですね。

(平)

(新聞「農民」2020.11.30付)
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2020年11月

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