「農民」記事データベース20201130-1435-04

原発ゼロ基本法制定を

原発をなくす全国連絡会がイレブン行動


東京・新宿駅宣伝
署名を呼びかけ

 原発をなくす全国連絡会は11月13日、東京・新宿駅前でイレブン行動(署名、宣伝行動)に取り組みました。「原発を廃止し、再生可能エネルギーに転換する原発ゼロ基本法制定を求める請願署名」を呼びかけ、1時間で45人分が集まりました。

画像
道行く人が足を止め署名に応じてくれました

 全日本民医連の岸本啓介事務局長は「福島の原発事故をなかったことにさせないための法案が、原発ゼロ基本法案です。原発依存から転換し、温暖化防止にも胸を張って取り組む日本にしよう」と訴えました。

 農民連青年部の渡辺信嗣事務局長もマイクを握りました。「福島の農民は、いまだに農地で孫を遊ばせることもできないでいる。漁業も事故前の2割程度にしか戻っていない。そんな中で汚染水が海洋放出されてしまえば、福島の漁業は続けられないと漁業者は言っている」と話し、「子孫に押し付ける核のゴミを増やし続ける原発再稼働は止めて、原発ゼロの日本を作ろう」と呼びかけました。

 行動には日本共産党の岩渕友参院議員も参加しました。

(新聞「農民」2020.11.30付)
ライン

2020年11月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2020, 農民運動全国連合会