原発ゼロ基本法制定を
原発をなくす全国連絡会がイレブン行動
東京・新宿駅宣伝
署名を呼びかけ
原発をなくす全国連絡会は11月13日、東京・新宿駅前でイレブン行動(署名、宣伝行動)に取り組みました。「原発を廃止し、再生可能エネルギーに転換する原発ゼロ基本法制定を求める請願署名」を呼びかけ、1時間で45人分が集まりました。
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道行く人が足を止め署名に応じてくれました |
全日本民医連の岸本啓介事務局長は「福島の原発事故をなかったことにさせないための法案が、原発ゼロ基本法案です。原発依存から転換し、温暖化防止にも胸を張って取り組む日本にしよう」と訴えました。
農民連青年部の渡辺信嗣事務局長もマイクを握りました。「福島の農民は、いまだに農地で孫を遊ばせることもできないでいる。漁業も事故前の2割程度にしか戻っていない。そんな中で汚染水が海洋放出されてしまえば、福島の漁業は続けられないと漁業者は言っている」と話し、「子孫に押し付ける核のゴミを増やし続ける原発再稼働は止めて、原発ゼロの日本を作ろう」と呼びかけました。
行動には日本共産党の岩渕友参院議員も参加しました。
(新聞「農民」2020.11.30付)
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