大阪でも消費税廃止訴え

増税・新型コロナで
苦境の業者に減税を

農民組合北摂支部など

　大阪府の農民組合北摂支部協議会は10月15日、定例の消費税廃止に向けた宣伝行動を他の4団体とともに池田市の石橋阪大前駅東口で行いました。

駅前で訴える宣伝参加者

　消費税が10％に増税されて1年が経過。「駅前の中小商工業者は営業と生活が増税で苦しいときに、新型コロナでさらに大変な状況ではないでしょうか？　こんなときだからこそヨーロパや韓国のように減税が業者や農民を守る唯一の道ではないでしょうか。国民の生活を守ることになるのではないでしょうか」と力を込めて、授業を終え家路にと駅に向かう大阪大学の学生さん、家路に向かう池田市民のみなさんに訴えました。

　年配の方々が多くビラを受け取り、署名をしてもらいました。ビラ50枚を配布し、署名21人分が寄せられました。

業者・農民に重い負担
消費税は減税・廃止を

消費税廃止各界連
署名・シール投票

シール投票に応じる通行人

　全国商工団体連合会の太田義郎会長は、「増税に苦しむ中小業者にコロナ禍が追い打ちをかけている。廃止または減税を」と呼びかけました。

　署名した60歳の女性（横浜市）は「金持ちも貧乏人も同様に負担する消費税は不公平。なくしてほしい」と怒っていました。