栃木県の学校給食を考える会
総会開催
食材の質の向上、地産地消・
国産食材の使用の推進を
栃木県の学校給食を考える会は10月10日、宇都宮市内で延期していた総会を開催しました。
宇都宮大学名誉教授の宇田靖会長は、「結成から1年余になるが、この間世話人会で県教育委員会などの様々な資料を使い、学習・検討・分析などを進めてきた。今後もこうした取り組みを進めながら行政への働きかけなど進めたい」とあいさつしました。
議事に入り、2019年度活動報告及び決算報告、20年度活動方針案及び予算案が、満場一致で承認されました。
20年度方針案の主な内容は、学校給食費の無償化など保護者負担軽減、食材の質の向上、地産地消・国産食材の使用の推進などを盛り込んでいます。
宇田会長、野村和史事務局長(栃木農民連事務局長)と8人の世話人など役員が承認されました。
つづいて、生協ふたば診療所の天谷静雄医師が、「アレルギーと食物について考える」をテーマに記念講演。質疑応答では、食物アレルギーの子どもを持つ親の立場からの発言もあり熱心に交流が行われました。
(新聞「農民」2020.10.26付)
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