「農民」記事データベース20201019-1429-10

旬の味


 セミの声からコオロギの声に変わり、みかんも色づき始めた。鳥獣被害も一段と多くみられるようになり、住宅の裏まで来ているという声が頻繁に聞かれる。その一方でコロナ禍が収まらず、トランプ大統領の感染も報道され、マスクが手放せない生活が日常化している▼先日、ひ孫の運動会が保育園で行われたが、大声での声援もできず、拍手が精いっぱい。町外からの応援は禁止され、人数も制限された。町外のじじ・ばばは楽しみにしていただろうに…▼へき地なのに日本中が同様にしなければいけないのだろうか。各自治体で状況判断するのがよいと思う。朝ドラで戦時中の場面が演じられているが、何かしらそれに似ているのではないかと感じる▼コロナ対策はしなければいけないと思うが、ここまでする必要があるのだろうか? 日本中が統制されようとしているのではないかと不安になる。子や孫、ひ孫の時代を考えると不安がよぎる。子や孫、ひ孫に健全で平和な社会を手渡さなければならないと思う。

(孝)

(新聞「農民」2020.10.19付)
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2020年10月

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