地球温暖化危機
止められる最後の世代
32都道府県でアクションなど
若者、学生らが国会前行動
政府は本気で対策を
スウェーデンの少女、グレタ・トゥーンベリさんから世界中の若者たちの行動やストライキへと広がった、気候変動対策を求める「フライデー・フォー・フューチャー(明日のための金曜日)」が今年も世界中で取り組まれ、日本でも9月26日に「世界気候アクション」と題して、学生や若者らの呼びかけで、東京など32都道府県75カ所で取り組まれました。
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メッセージと一緒に靴がズラリ |
今年は新型コロナウイルスの感染防止から、靴やサンダルなどをプラカードなどと一緒に並べた写真をツイッターなどに投稿し、気候変動対策を訴えるシューズアクションが行われました。
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若者たちの切迫感みなぎるメッセージ |
東京・国会議事堂前でもシューズアクションが行われ、約100足ものスニーカーやパンプスが勢ぞろい。「環境問題を信じるか、信じないかの次元で語るのは、もうやめにしませんか。もう気候変動は私たちを待ってくれないのです。地球は全員の財産です。私たちは気候危機を止められる最後の世代です。私たちに与えられたラストチャンスなのです」――若いオーガナイザーのミユさんのスピーチが胸を打ちます。
(新聞「農民」2020.10.12付)
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