農のこころ丸山美沙夫
新米のよろこび腰が答えおり 馬場靖比呂 俳誌『みすゞ』から。稲作の喜びは何と言っても収穫した新米を味わう時である。天候異変や風水害などに見舞われたりする。その間の農作業は機械化されてきたとは言え、大変な仕事である。この句には「腰が答える」という面白い言葉がある。汗して働いた労苦と共に、無事に収穫出来た嬉しさ。誇りが力強く凝縮する。
(新聞「農民」2020.9.28付)
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[2020年9月]
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