旬の味
庭には昨年落ちたゴーヤの種が自然に芽吹き、たくましく育っている。かつては苦くて嫌われていたが、今では「苦いがうまい」と夏には人気野菜となった。免疫力を高めるのにも一役買っている庭のゴーヤを地産地消でせっせと料理に使っている▼こんなコロナ禍の中では皆で一緒に作る料理の会はできないが、コロナ対策を徹底的に取り入れ、前もって作った料理を松花堂弁当箱に盛りつけ「ゴーヤを食べる会」を企画した。当日はドキドキそしてワクワクしながら集まった人と8種類のゴーヤ料理を味わった▼「ゴーヤのちらし」「ゴーヤのかば焼き風」「ゴーヤの肉詰めフライ」「ゴーヤの削り節和え」「ゴーヤの天ぷら」「ゴーヤチップス」「ゴーヤ白和え」そしてゴーヤの種もワタも一緒に豚肉と煮る「ゴーヤと豚バラ肉の煮つけ」▼今回の料理は調味料も含めて食料自給率90%以上の食材であった。日本の季節の食材を使い、あふれる輸入食材の中から国産品を選択し料理することで、自給率を高める運動に参加したい。 (澄)
(新聞「農民」2020.9.7付)
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[2020年9月]
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