「農民」記事データベース20200907-1423-12

農地再生と風車発展めざし

コットン畑の交流イベント

福島・南相馬市小高区井田川

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合同会社「サスケナジー」役員
浜通り農民連などが参加

 福島県南相馬市の小高区井田川地区で、津波や原発事故の被害を受けた農地に、オーガニックコットンを植えて農地の再生を図るとともに、風車を立てて発電しようと、浜通り農民連の三浦広志事務局長や、東京のオーガニックコットン販売会社の社長さん、地元の建設業者などが集まって設立した合同会社「SASKENERGY(サスケナジー)」。

 8月17日に、サスケナジーの役員が井田川の綿花畑を来訪し、同地区でコットン畑の交流イベントを開催しました。合同会社「みさき未来」の社員、浜通り農民連の直売所「野馬土(のまど・NPO法人)」のスタッフも参加し、コットン畑の除草作業を行いました。

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猛暑の中を除草作業

 ほ場は長く続いた雨とその後の猛暑のため、マルチの上の雑草が伸び、コットンの成長を妨げていました。うだるような暑さの中、ソーシャルディスタンスを保ちながら、草むしりをしました。

 これからの復興支援の活動交流

 終了後は、金谷地区に今年4月に新設された復興展示施設「グリーンヴェイルド」に移動し、昼食を食べながら、これからの復興支援の活動について交流しました。

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今後の支援活動について交流

(福島・「野馬土新聞」から)


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岡山県岡山市 和(ペンネーム)

(新聞「農民」2020.9.7付)
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2020年9月

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