「農民」記事データベース20200810-1420-14

学習会を2カ所で開催
新しい顔ぶれが参加

徳島


国保減免にも強い関心

 徳島県農民連でも持続化給付金の学習会をはじめました。学習会には、板野町11人、阿波市10人が参加し、税金のときとは違う新しい顔ぶれがみられました。

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長谷川さんを講師に学習会

 板野ではTさん夫妻が昨年、3年目にしてやっと農業収支計算ができて確定申告を提出したことで持続化給付金申請の資格を得られ、試算したら97万円? とみんなにニコニコ報告していました。会場では自分のスマホをみんなに見せ、「簡単にできるよ」と紹介するなど会員が積極的役割を果たしていました。

 学習会は、参加者のちょっとした引っ掛かり・誤解・不安から自分はできないと思っている人の胸にストンと落ちる説明がポイントです。これができると目の色が変わりだします。

 「できない」と思っているけれども「したい」気持ちがあるから参加しているわけですから、この要求に応えることが大事。仲間で応援し合える雰囲気が大切です。

 同時に「どんな税金申告をしていますか」の語りかけは絶対必要で、どの会場でも会員が「農民連の申告でやると絶対に違う」と自信をもって次々発言し、雰囲気が盛り上がり、「今度の申告はぜひ一緒にやろう」と何人かから返事をいただいています。

 国保減免の話も皆さん興味があり、「3割減少見込みで減免し、結果として3割以上減らなかった場合でも減免取り消しとせず、返金は求めない」(日本共産党・倉林明子参院議員への答弁)という国会答弁も紹介したところ、みんながグーッと話に寄ってきます。

 早速、阿波市では一人が入会の見込み、板野町でも元会員が再加入するなど、県連事務局の天羽生美さんは「県南でも学習会を開催し、仲間づくりを進めたい」と語っています。

 税対部員養成講座は板野教室・阿波教室、それぞれ5人ずつで進めることを検討しています。

(農民連常任委員 長谷川敏郎)

(新聞「農民」2020.8.10付)
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2020年8月

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