「農民」記事データベース20200810-1420-07

農のこころ

丸山美沙夫


 夕焼の薄らぎ明日へ鎌を研ぐ

           木村 広子

 俳誌『みすゞ』から。「夕焼」はとくに夏の頃が鮮明になることから夏の季語とされている。夏の暑い日盛りは鎌も切れないし大変である。そのため、朝食前や夕方の仕事に、労働の仕方にも工夫されている。今は草刈機の普及で労力も大きく改善された。だが鎌も必要な農具の一つ。明日の作業へ向けて意気込む姿だ。

(新聞「農民」2020.8.10付)
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2020年8月

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