新聞「農民」の帯封裏面の「北海道農民連ニュース」が好評
北海道農民連では、新聞「農民」を発送する際の第三種郵便の帯封の裏面に、北海道農民連独自のニュースを刷り込み、これが道内の読者に好評を博しています。 帯封はA4判で、表には「料金後納」マークや宛て名などを印字し、裏に北海道ならではの農業や運動に関する情報が載っています。
例えば7月20日付の北海道農民連ニュースでは、「コロナで小麦生産者価格に影響が!」と、「玉ねぎの価格補てん、わずか100円!」という2題が取り上げられるなど、どれも北海道の農家や消費者にはとても関心の高い話題です。 北海道農民連事務局の石黒英彦さんは、帯封ニュースについて、「北海道ならではの身近でタイムリーな話題を、どうやって会員や読者に届けようかと考えていた時に、空知の民主商工会の新聞発送の方法をまねして始めました。ニュースは三役や常任執行委員などからの情報提供をもとに、富沢修一書記長が消費者の読者にもわかりやすいように心がけながら、原稿にまとめています」と、話しています。 ●北海道農民連ニュースから(抜粋)「玉ねぎの価格補てん、わずか100円!」 昨年秋に収穫された玉ねぎは、収穫後から安い状態がつづき、とくに1月下旬からは新型コロナの感染拡大で追い打ちをかけるように暴落したなかで4月に出荷が終わりました。(略) この時期、道内各産地で玉ねぎの精算支払いが行われ、価格下落時の保険である「価格安定基金」から約20億円の価格補てんが行われました。しかし1箱20キロでわずか100円です。「これではとても経営の支えにはならない」と、悲痛な声が寄せられています。 そこでいま道内各地の生産者は、新型コロナ対策の「高収益作物次期作支援交付金」を申請し、これに期待を寄せています。この交付金や持続化給付金、経営継続補助金などを活用し、コロナ禍から農家の生活と経営を守っていきましょう。 6月に出荷した白菜が安かった生産者からは、「持続化給付金は申請後1週間で入金された。経営継続補助金で野菜移植機を申請した」と、喜びの声が寄せられました。
(新聞「農民」2020.8.3付)
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[2020年8月]
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