「農民」記事データベース20200622-1413-09

今年も子どもたちが田植え


横浜の苗場保育園児

山形・庄内産直センター

“リモート”でやり方を指導


 山形県の庄内産直センターでは、お米を届けている横浜の苗場保育園の園児たちに事前に苗を送り、田植えの仕方を、インターネット通信を介した“リモート”で指導する取り組みを実施しました。

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田植えのやり方をスマホで発信

 このコロナ禍で、これまで20年以上も続いてきた産地を訪れての田植え交流会が中止せざるをえない事態になり、「それでもこうした状況下だからこそできる交流を何かできないか」ということで、年長組担任の保育士さんから提案があり、今回の企画が実現しました。

 指導に訪れた生産者の佐藤光雄さん、安野翔さんも「新しい技術はとっつきにくいけど、お互いの顔を見ながらできるのは面白いの〜」と、スマートフォンのカメラに向かって、子どもたちにやさしく植え方や育て方について熱心に語りかけていました。

 新型コロナの感染拡大に伴い、様々な交流事業を催すことが難しくなるなかでも知恵を出し合い、できる交流を今後も続けていきたいです。

(山形・庄内産直センター 小林隆範)

(新聞「農民」2020.6.22付)
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2020年6月

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