国会閉会で疑惑にフタせず
コロナ対策もっと充実を
国民大運動実行委など 国会前行動
6月17日の会期末を控えて、国民大運動実行委員会など3団体は10日、定例の国会前行動を開催しました(写真)。第2次補正予算の10兆円もの予備費や、コロナ対策事業での不透明な委託費「中抜き」など、安倍政権に対する疑惑と不信が広がるなか、安倍政権は国会閉会による逃げ切りを図っています。行動では、疑惑にふたをせず、国会を延長してさらなるコロナ対策の実施を求めて声をあげました。
主催あいさつで全労連の小田川義和議長は、「すべてが後手に回り、安倍内閣は危機管理能力も対応力もないことが明らかになった」と指摘。「政治を変えるときは今。来る東京都知事選で奮闘しよう」と呼びかけました。
埼玉県生活と健康を守る会連合会の笹井敏子会長は「さいたま市浦和区の福祉事務所は生活保護受給者に『給付金は生活保護にふさわしい使い方をしなさい。ふさわしくない場合は資産と見なす』という文書を配布している」と告発。「コロナ禍が2倍にも3倍にもなる安倍政権は一刻も早く退陣を」と訴えました。
(新聞「農民」2020.6.22付)
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