「農民」記事データベース20200601-1410-11

“環境に負担ない暮らし”理想に
新型コロナの今は環境整備にまい進

宮城農民連青年部 村岡次郎さん(35)

関連/イラスト2点


 宮城県村田町の村岡次郎さん(35)は50アールほどの畑で、不耕起の有機栽培による少量多品目の野菜を生産しています。今は白ネギの移植作業の最中です。

 普段は仙台市内で週2回、野菜を販売していますが、コロナの影響で見合わせています。「野菜の宅配や、家庭菜園教室みたいなことをしようかとは考えていますが、一人暮らしで自給自足が基本なので、現金収入はなくてもそこまで焦っていません。自分のための時間が増えたと思っています」と村岡さん。畑を整え、貯蔵できる作物や増やしたい種を育てる、日陰で休憩できる場所づくりや納屋の修理など、来年以降のための環境整備に精を出す計画です。

 「百姓なので自給自足を基本で『お金はあれば保険になる』くらいの暮らしがしたいです。環境に負荷をかけない暮らしが理想ですが、今は半分程度は実現できています」と話しています。


画像   画像
愛知・津島市 桜井久美子
 
東京・日の出町 折田ナナ

(新聞「農民」2020.6.1付)
ライン

2020年6月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2020, 農民運動全国連合会