「農民」記事データベース20200525-1409-01

緊迫 種苗法改定

不要不急!採決許さない

全国食健連・農民連
緊急の国会行動


 農民連と全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は、5月14日にも衆院農水委員会で質疑・採決が行われるのではないかと緊迫する情勢の中、13日に種苗法改定問題で緊急の国会行動を行いました。

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国会前でスタンディング

 農民連の提起した種苗法改定中止を求める請願署名は、連日個人からの封書が束になって届くなど大きく広がっています。5月17日現在で、1万6046人分が寄せられ、電子署名も約1万5000人分が集まっています。

 農民連本部に寄せられた市民のみなさんの思いを国会に届けるために、緊急に署名提出行動を行いました。行動には、日本共産党の田村貴昭、本村伸子、宮本徹の各衆院議員が駆けつけ、署名を受け取り、激励しました。

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国会議員に署名を手渡しました

 その後、参加者は衆院農水委員40人を訪ね、「新型コロナ緊急事態宣言の下で、不要不急の種苗法改定案の審議を行わないこと」を強く要請しました。応対した秘書らからは「毎日ファクスが届いています」など世論が与野党議員に圧力をかけています。

 行動終了後、衆院第2議員会館前で、種苗法改定反対のパネルを掲げ、スタンディングを行い、アピールしました。

 立憲民主、国民民主、社民の統一会派は、「異なる意見が多数存在する種苗法改定を今国会で拙速に通すわけにはいかない」と「今国会での成立阻止」で一致するなど、世論が国会を動かし始めています。一方で、与党は今国会での成立に固執し、強行審議・採決をねらっており、緊迫した局面が続いています。

 引き続き、署名を広く呼びかけ、ファクス要請を強めるなど、「審議・採択するな」の声と世論を広げましょう。

(新聞「農民」2020.5.25付)
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2020年5月

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