「農民」記事データベース20200504-1407-09

コロナに負けない


福島・安達農民連 女性部

久しぶりに笑った!おしゃべりした!

「3密」に注意してマスク作り

 皆さん、マスクは手に入っていますか? 「早朝5時からドラッグストアに並ぶ」「友達に布マスクを作ってもらった」という声があり、福島県安達農民連女性部は4月15日、マスク作り体験を実施しました。

 参加者はマスクを着用し、「3密」にならないように事務所の窓を開放(暖かい日で良かった…)。距離を置いてミシンを3台配置し、事務局が準備した布やゴムを使って立体マスクを作りました。型紙は部員の三木幸子さんが提供してくれ、裁断や縫製のテクニックをわかりやすく教えてくれました。そして1時間半ほどで6人の参加者全員が立体マスクを完成させました。

 作業をしながら楽しくおしゃべりをして、時々大きな笑い声が出て、参加者からは「久しぶりにおしゃべりした」、「声出して笑ったのは久しぶり」などの感想があり、暗いニュースばかりでみんな疲れているんだな…と感じました。

 安達では新型コロナウイルスの集団感染で郵便局機能が停止し(※4月22日に業務再開)、この時点では会員に新聞「農民」を発送できない状態でした。農水省作成のコロナ対策リーフ「農業関係者のみなさまへ」を折り込もうと準備していましたが、まだ全会員に届いていませんでした。そこでこの日、参加者へコピーを渡し、本多芳司事務局長を講師にコロナウイルスの予防や感染した場合の対応などを学習しました。

 また、女性部として今後どんなことができるのかも話し合いました。「まずは女性部員に『農業関係者のみなさまへ』リーフをみてね!と電話をしよう。ご近所さんにも『コロナで困っていることはない?大丈夫?』と声掛けをしよう」ということになりました。

(福島県農民連女性部 横山真由美)


青森・南部 女性部

手作りマスク全会員に

=コロナ、種苗法署名で対話=

 新型コロナウイルス対策として、青森県南部農民組合女性部役員の澤谷和枝さんがマスクをたくさん作ってくれました。

 その手作りマスクは組合さん全員に発送。横浜町内の会員さんには直接訪ねて届けていて、多くの人から「お店で探してもなくて、助かる!」と喜ばれています。マスクと一緒に、農民連のコロナウイルス対策に関する訴えと種苗法「改定」中止を求める請願署名も一緒に届けています。

 会員さんと話をすると、「関東にいる子どもや孫たちがとにかく心配だ」「早く終息してほしい」とため息をついていました。

 農繁期が始まり、農作業は順調に進んでいますが、「例年通り出荷できるのか。売れるのか。とても不安だ」との声が聞かれました。

(青森・南部農民組合女性部 沖津由子)


岡山

野菜苗作り

新婦人と農民連女性部

 岡山県農民連女性部「はなみずきの会」は3月17日、新日本婦人の会のみなさんと一緒に「野菜苗作り」を、岡山市南区の佐藤富恵さん宅で行いました。

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ていねいに種を植えています。夏が楽しみ!

 当日は、農民連から4人、新婦人から子どもたち9人を含めて14人が参加。枝豆となる黒大豆をカップの土に3粒ずつ入れて、皆で水を注ぎ、畑に移植するまで、各自が自宅で世話をすることにしました。

 この日は「いちご園」に行き、イチゴ狩りも楽しみました。

(岡山県農民連ニュースから)

(新聞「農民」2020.5.4付)
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2020年5月

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