「農民」記事データベース20200413-1404-13

旬の味


 彼岸明けの日曜日に突然の雪で満開の桜も寂しげ。墓参りに来た孫たちは墓石を磨き線香をあげ、これまでの成長を感謝し、手を合わせる。ランドセルを背にピカピカの1年生となる双子が住む品川。この上空を急降下しなければ着陸できない羽田新ルートが3月29日に本格運用を開始した。危険と新たな騒音はいらない▼成田空港では自衛隊の医官と看護官を何の前触れもなく、空港検疫所の業務補助のためと自主派遣した。「航空公害に対する覚書書」に違反するものであり、危険な軍国主義の一歩と感じる▼私たちが求めていることは正確なコロナ情報と医療体制の確保で、424病院の再編統合計画の中止と早急な経済支援だ。経済はどん底に突き落とされ、救済を求める声が噴出している▼ドイツのメルケル首相は、国民が一つになるように呼びかけ、共感を得たが、政治不信を招いたこの国の首相では何を言っても信用できない。この一大事のどさくさに種苗法の改悪をねらう。お友達内閣の悪政は許せない。

(Y)

(新聞「農民」2020.4.13付)
ライン

2020年4月

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