旬の味
新年を迎え、今年はどのような人とつながりながら、消費者として食を通して社会を立て直す活動に参加できるだろうかと考えている中、岩手県陸前高田市で行われた「第4回食と漁の地域フォーラム」に出かけた▼津波で流された陸前高田の町がその後どのように復興しつつあるのか自分の目で確かめたかったこと、そして漁師さんたちの生の声も聴きたいということで参加した▼次に参加したのは「家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン」が行う記者会見と学習会であった。食料・農業・農村基本法への意見をまとめ、今後の行動指針を公にして、行動を開始させていくものだった▼さらに千葉県の勝浦で行われた「沿岸漁民フォーラム」の参加と続く。対馬から北海道までの全国沿岸漁民連と漁協の方々が集い、日本の漁業の困難な課題をどう国に訴えていくのか、日本の水産業・沿岸漁業の行く末がかかった方針を打ち出す会となる。農業・漁業は命を作る産業。消費者としても食に対する姿勢が問われる時である。 (澄)
(新聞「農民」2020.2.17付)
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[2020年2月]
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