旬の味
今年の冬の長期予報は「暖冬」で太平洋岸の当地は大雪になるかも、と危惧したが寒さは穏やかで過ごしやすい。と言っても普通にマイナス15度くらいには下がる。ただ、雪は最近降った10センチほど。この先も当分降りそうもないとのこと。自然相手の農家にとってはこの先の天候が心配▼年明け、例年秋に行っている町への要請を諸団体とともに平和、福祉、農業などの問題で町長出席のもとでそれぞれの団体と行う。農民組合からは輸入自由化を一層加速する「日米貿易協定」について町の姿勢や見解を求めた▼輸入農産物に関しては「国が厳格な基準で輸入しているのだから問題ない」という姿勢。輸入自由化対策である「クラスター事業」により莫大な負債を抱えるような事業は問題とただしたのに対して「個人の責任で選択」とした。しかし、担当の農協職員の間では今後営農困難な農家が出てくるのではと厳しい▼日の入りは随分遅くなってきたが彼岸荒れは勘弁。緑の草原に桜が開花する5月はまだ遠い。 (イ)
(新聞「農民」2020.2.3付)
|
[2020年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2020, 農民運動全国連合会