富山へ恒例の1泊研修旅行
奈良・北和センター
直売所「あぐりっち」を見て
チューリップ栽培を学んで
農家レストランで伝統食
地元の生産者と楽しく交流
奈良県農民連の北和センターは、昨年の12月9、10の両日、毎年恒例となっている1泊研修旅行に行ってきました。今年の視察先は、富山県です。13人が参加しました。
1日目は、高岡市名産の鋳物工場を見学し、JA高岡が運営する農産物直売所「あぐりっち」の視察をしました。途中で富山県農民連の方々と合流し、とても温かい激励を受けました。夜は氷見(ひみ)市阿尾の民宿で、新鮮な魚介類などのお料理を囲んで交流をしました。
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富山県農民連の皆さんとの温かい交流に感激 |
2日目は、ひみ番屋街を視察した後、砺波(となみ)市のチューリップ四季彩館を訪れ、富山県のチューリップの球根栽培について学びました。
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チューリップ四季彩館でみんなでパチリ |
その後は、砺波平野を見渡せる展望台に移動し、散居村(さんきょそん)の農村風景を一望。散居村は、水田の広がる広大な扇状地に、屋敷林に囲まれた農家が点在する集落形態で、それぞれの農家が自分の周りの土地を開拓して米作りをしてきたことに由来するのだそうです。
昼食で訪れた「農家レストラン大門」では、伝統料理をいただき、富山の恵みを堪能しました。
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新鮮な海の幸も堪能 |
その土地に暮らす生産者との交流は、お互いの刺激となり、もの作りへの励みとなりました。富山県の皆さん、お世話になり、ありがとうございました。
参加者の感想
○富山農民連に奈良の野菜が送られていると聞いて、驚いた。
○富山の伝統漁師料理のみそ汁「かぶす汁」は、寒いところならではの体が温まる絶品料理だと思います。雄大な立山連峰に見守られて、楽しい研修でした。
○鋳物工場では、ていねいな説明と、働いている人が生き生きしている姿がとても良く、そして若い後継者がいるのもうれしく思いました。
○農家レストランは、昔風の大きな家で、料理の味もよく、楽しい旅でした。
○富山県農民連との食事交流会も楽しく、散居村の景色も良かった。
○農のある風景を守りたいという志を同じくする人々とゆっくり頂いた食事は、本当においしかった。立山連峰は圧巻。ガイドをしてくれた富山県農民連に感謝。
○魚もおいしく、今回の旅が一番良かった。
○地元の方との交流がとても良かったです。最高の2日間でした。
○農家レストランの玄関からの立山連峰の景色がすばらしかった。オーナーの話にも感動した。
(奈良・北和ニュースから)
(新聞「農民」2020.1.20付)
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