旬の味
2020年、新しい年を迎えました。昨年は台風被害、沖縄の首里城の火災など様々な災害や出来事がありました。今年はどうか災害の少ない年になるよう願いたいです▼スペインで開かれた国際気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)で、ドイツの環境NGOから「2018年で異常気象による最も深刻な被害を受けたのは日本だった」と発表されたとのこと▼また、温暖化対策に消極的な国に贈られる「化石賞」を3年連続で受賞したことは深刻な問題だと思います。日本政府として対応するのと同時に、私たちにできることは何かないかを考え、便利さや速さを追求してきたこれまでの暮らしぶりを少し考え直す必要もあると思います▼時間をかけて丁寧に物づくりをしてきた日本の伝統を大切にし、木や竹をもっと活用するなど、本来の日本らしさのよいところを取り戻せたらと思います。今年は、農村という環境を生かして、身近にできることから少しずつ取り組む年にしたいと考えています。 (K)
(新聞「農民」2020.1.6付)
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[2020年1月]
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