「農民」記事データベース20191223-1390-10

旬の味


 今年も残すところわずかになり、1年の振り返りの時期でもある。が、わが家は12月に入るともち加工の最盛期で、これが年末まで続く▼今はやりの6次化という言葉がなかった頃、生産者自らが、自分で作ったものを加工して販売しようと加工所を作って21年が過ぎた。飲食業、菓子製造業、総菜業の資格を取得して運営している▼そして自宅を改装して始めた民宿は3年7カ月が過ぎた。今年もおかげ様で300人近い皆様にご利用いただいた。人数分だけ、出会いがあり、ふれあいがあり、そしてお客様からいろいろ教えていただくことありで、1年間大変だったけれど楽しかったなと思う▼台風の後にはホタルの里づくりの拠点でもあるビオトープに、大量の土砂が流れ込み無残な姿になったのを、都会からいらした企業の方たちがボランティアで復旧作業を手伝ってくださった。また、ハウスの中のトマトの後片付けに汗を流していかれた方など、たくさんの援助を受けながらの営業だ。ご縁をいただいた皆様に感謝!

(ま)

(新聞「農民」2019.12.23付)
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2019年12月

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