若手後継者が農民連の
消費税の学習会に参加

北海道　小清水

「わかりづらい複数税率」
しっかり学んで自主申告

　後継者の参加が増え申告を任す

　小清水農民組合では税金申告に、小清水農民組合で自作したソフトを活用しています。このソフトは、単式簿記の上、北海道独特の「組合員勘定（※略称はクミカンまたは組勘。農協が組合員の農家に営農や生活の資金を前貸しし、収穫後の農産物の販売代金で決済する金融制度）」からデータを転送できるようになっているのが魅力です。

小清水農民組合の税金学習会

　自分で理解して申告に取り組む

　北海道では組勘があるのもあって、税金申告も農協や税理士に頼む農家が多いのですが、小清水農民組合では「専門家に依頼するより自分で理解して計算し、申告することが大切」と、自主申告に取り組んできました。

　増税で経営圧迫

　ですから私たちの組合では、多くの会員が簡易課税ではなく、本則課税でしっかり経費も計上して、申告しています。そして、やはり消費税は当面5パーセントに、将来的には廃止を要求したいと思います。