農のこころ丸山美沙夫
採り置きの野菜ひと抱き霜の朝 丸山美沙夫 霜の朝を迎えて野菜畑にいそいそと出かけて行く。雪の地方では雪の降らないうちに冬野菜を採り集めて納屋や庭先に寄せて保存する。新鮮で美味しい野菜をいつでも雪中から取り出して食べる知恵である。一夜にして霜や雪に見舞われると野菜が霜枯れで萎びてしまう。採り置きを無駄にしてはならぬ。持ち帰る姿だ。
(新聞「農民」2019.12.16付)
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[2019年12月]
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