「農民」記事データベース20191028-1382-06

熊本県議会

種子条例請願
全会一致で採択


「農業を守れ」と県民が
県政、県議会を動かす

 熊本県食糧と健康を守る連絡会(熊本食健連)は、9月の熊本県議会に「主要農作物種子法廃止に伴う種子条例の制定を求める請願」を提出し、他にも3団体から同趣旨の請願がありました。

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種子条例について議論する各団体の代表。左が笹渕会長

 9月24日に請願者の3分間の趣旨説明が行われ、私たち熊本食健連が最初に提出したためトップバッターでした。4つの請願は「タネと食を守る会」、スタッフ連合、JAが提出し、それぞれの紹介議員は合わせて11人で与野党すべての県議会議員が署名したものです。

 請願はすべて採択され30日の本会議で全会一致で採択されました。国政では安倍自公政治が貿易自由化を強行し、農業と農村をつぶすなか、「農業を守れ」と県民が県政、県議会を動かしました。

(熊本県農民連 笹渕賢吾)

(新聞「農民」2019.10.28付)
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2019年10月

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