「農民」記事データベース20191021-1381-10

第22回
生命の源にふれる旅

稲刈り交流会

横浜の園児・保護者が山形・庄内に


 9月28〜30日に横浜市内にある苗場保育園・緑園なえば保育園の園児たちが、10月5〜6日に同市内にある小雀みどり保育園・戸塚みどり保育園の園児たちが、稲刈りため、山形県鶴岡市を訪れました。保育園児や小学生、中学生の卒園児、保護者や保育士・栄養士の皆さん、庄内産直センターの生産者を合わせて、総勢100人を超える人たちが稲刈りを通して交流をしました。

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総勢100人を超える参加者が稲刈りに汗を流しました

 2週にわたるこの稲刈り交流会は、1週目には平野部の藤島地区で、2週目には中山間地域の朝日地区でと、同じ鶴岡市内でも標高差が約300メートルもあり、気候風土や食文化が違う場所で行われます。そして、1週目に訪れた保育園は、翌年には2週目に稲刈りをすることで、平野部と中山間地域の違いを体感できるようになっているのもこの交流会の面白さでもあります。

 稲刈り以外にも、水源となるブナの原生林を散策したり、生産者の園地で梨狩りをしたりと、庄内地方の“旬”をいろいろな角度から楽しめる旅となっています。

 また、この交流会が始まって2年目からバスのドライバーとして毎年参加してくださった石井さんという方がいます。20年以上も毎年顔を合わせていると、不思議な縁を感じるものですが、その石井さんが定年を迎え、今回が最後となりました。長い間、安全運転に努めていただき、ありがとうございました!

(山形・庄内産直センター 小林ヘ範)

(新聞「農民」2019.10.21付)
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2019年10月

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