=「たねと私の旅」上映会=
GM食品表示の在り方問う
トークイベント
元青年部長 杵塚歩さん
分析センター所長 八田純人さん
農民連食品分析センターは農民連女性部と青年部の協力のもと映画「たねと私の旅」の上映会を9月27日に開催。午後と夜の2部合わせて満員となる100人以上が訪れました。
この映画は、遺伝子組換え表示制度がないカナダに住む女性が、表示制度の裏側と母のおいしいレシピを通しながら、食のあるべき姿を考えていくものです。10月にゲノム編集食品の表示なしでの流通が解禁されたことを受けて企画されました。
上映後には、農民連食品分析センターの八田純人所長と静岡県藤枝市のお茶農家、杵塚歩さんが観客とトークイベントを行いました。
杵塚さんは「少しずつ」という意味の方言の「ちぃっとらっつ」農舎という名前に込めた思いや、食べ物と生きものが切り離されている現状などについて、語りました。
八田所長は近年の食品をめぐる環境の変化を語りました。
会場からは「ゲノム編集で遺伝子を切り取った食品を監視する機関はあるのですか」などと質問が出て、八田所長や杵塚さんの返答から、食のあるべき姿を考えました。
(新聞「農民」2019.10.14付)
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