食品分析センター
サポーター登録を広げて下さい
1、2面の報道でも明らかなように、安倍政権はアメリカの要求を丸のみし、さらなるバイオ農産物の基準緩和を進めています。マスコミは「輸入食品が安くなった」と輸入拡大を歓迎する報道を続けています。
この間、農民連食品分析センターは、輸入農産物の残留農薬の実態を明らかにするために、さまざまな食品のグリホサートの残留検査を行い、結果を公表してきました。同時に、会員自らが生産した農産物の検査運動も呼びかけています。
今回、こうした取り組みを行う農民連食品分析センターの機能強化と経営の安定をめざして、恒常的に支えていただける「サポーター」の登録をお願いしました。
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農民連食品分析センターのサポーター会員証 |
農民連のある単組から、分析センターからの訴えを役員会で討議し、「輸入食品とたたかうには、なくてはならないセンターだ。みんなでサポーターになろう」と役員全員が登録した、との報告がありました。
消費者の皆さんからは「国民の立場に立って仕事をしている分析センターは何としても支えなければと思います」、「仲間で相談し、1口まとめました。がんばってください」などの声を添えて登録いただいています。
呼びかけに応えていただいた皆さんに感謝いたします。同時に、期待に応えた仕事をしなければと決意を新たにしています。今後さらに増大する輸入食品や、遺伝子組み換え食品表示の緩和圧力など、農民連食品分析センターの役割は高まります。
輸入食品とたたかう最前線の役割を担う分析センターの活動を安定的に支えるために、サポーター登録をもう一回り広げていただくことをお願いします。
(新聞「農民」2019.9.30付)
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