「農民」記事データベース20190923-1377-03

ただちに国会開き増税中止を
「10%ネット」署名提出緊急パレード


 「10月消費税10%ストップ! ネットワーク」は9月12日、衆議院議員会館内で10月からの消費税増税中止を求める署名の提出集会を行いました。

 1月から取り組みを開始した署名は、この日までの約8カ月で100万人分を超え、最終的に108万6001人分が集まりました。

 多くの人が駆けつけ、会場に入りきれない人も多く、議員会館前でも同時に集会を開催。あわせて約600人が参加しました。

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100万人分を超える署名が国会議員に託されました

 呼びかけ人の一人の本田宏さん(医師)は開会あいさつで「医療も社会も生活も政治。政治に関心を持たなければ一つも良くはならない。子どもや孫の世代のためにも、消費税増税のストップを」と参加者に呼びかけました。

 議員会館前の集会では、農民連の長谷川敏郎副会長が「複数税率では、農産物の税率は8%で資材は10%になります。価格決定権がなく、販売価格を自ら決められない農家は、消費税を価格に転嫁できません。負担増を押しつける増税には断固反対です」と発言しました。

 集会には野党各党から多数の国会議員が参加。立憲民主党の初鹿明博衆院議員と国民民主党の後藤祐一衆院議員、日本共産党の小池晃参院議員があいさつし、れいわ新撰組の山本太郎代表がビデオメッセージを寄せました。

 集会後には東京・銀座をパレードし、沿道の人たちに、「10%増税やめて!」と訴えました。

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東京・銀座を行進しアピール

(新聞「農民」2019.9.23付)
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2019年9月

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