消費税10%増税
農家にとっても百害あるのみ
各界連宣伝
消費税廃止各界連絡会は8月26日、東京・新宿駅西口で10月からの消費税10%増税中止を求める宣伝活動を行いました。5団体から15人が参加し、参加者はティッシュを配りながらシール投票や署名に取り組み、26人分の署名が集まりました。
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署名に応じたり足を止めて訴えに耳を傾ける人もいました |
全国保険医団体連合会、全国商工団体連合会、東京土建の代表が消費税増税の中止をアピール。日本共産党の大門実紀史参院議員も参加し、道行く人に署名を訴えました。
農民連からは青年部の渡辺信嗣事務局長がマイクを握り、「増税で資材や機械が値上がりしても、生産者は農産物価格には容易に転嫁できません。そのうえインボイス(適格請求書)の導入で大半を占める免税農家が取引から排除されかねません。増税は農家にとって百害あって一利なしです」と指摘しました。
そして「日米貿易協定も大枠合意が発表され、農産物の輸入自由化がますます進むなど、農家にとっては踏んだり蹴ったりとなりかねません。命を支え、日本の美しい風景や環境を守る農業を守るためにも、ぜひ署名にご協力をお願いします」と訴えました。
(新聞「農民」2019.9.9付)
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