民主県政の会「自主支援」で
大野元裕氏が勝利!
埼玉農民連会長 立石昌義
埼玉県知事選挙
8月25日投開票でたたかわれた埼玉県知事選挙は、埼玉農民連も加わる民主県政の会が「自主支援」し、市民と立憲野党の共闘のたたかいとなった新人の大野元裕氏が、92万3842票を獲得、自民・公明が推薦する青島健太候補に5万7461票差をつけて勝利しました。
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大野元裕・埼玉県知事 |
民主県政の会は、原発再稼働の意見書採択や県民の請願を踏みにじるなどの異常な議会運営に終始する自民党県政阻止の大義を掲げてたたかいました。また、大野氏の勝利は、必ずや安倍政権に痛打を与え、引き続く岩手県知事選挙、東京都知事選挙勝利をも切り開くことになるとの展望を持ってたたかいました。
埼玉農民連は、「農民」埼玉版で会員・読者に、大野氏が参院議員在職時に安保法制反対のたたかいや野党共同の安保法制廃止法案策定の中心になるなど、立憲主義を守るたたかいの先頭にたってきたことを知らせて、「自主支援」に全力を上げることを訴えました。
大野県政発足にあたっては、128項目の政策を掲げてたたかった知事に対して農業基盤の強化をめざす予算要求を提出して懇談を予定し、先の参議院選挙で21年ぶりに議席を獲得した日本共産党の伊藤岳氏とともに要求実現に力を尽くし奮闘する決意です。
ひきつづく重要な政治課題では、大野氏が任期途中で辞職した参院埼玉選挙区補選(10月27日投開票)で予定されている消費税10%実施後の最初の国政選挙です。補選でも、市民と野党の共同をめざします。
埼玉農民連は、人口731万人の埼玉県民に日米FTA(自由貿易協定)阻止を訴え、家族農業を守るたたかいを様々計画しています。
(新聞「農民」2019.9.9付)
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