農のこころ丸山美沙夫
里人の近くて遠し蕎麦の花 新村 明子 『みすゞ』から。蕎麦は冷涼な気候に適し、古くから山畑などで栽培された。戦後の食糧難の時代と違って、栽培農家はその後減少していた。現在は、蕎麦食の嗜好も増えている。荒廃地の転作を利用し、地域起しの取り組みも各地に見られる。野外で働く姿は少ないが蕎麦の花に包まれた村里の美しさ、明るさに励まされる。
(新聞「農民」2019.9.9付)
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[2019年9月]
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