農のこころ丸山美沙夫
茄子ピーマン無駄花のなし夕厨 仁科美代子 俳誌『みすゞ』から。野菜類は花が咲いても実が付かなければ無駄花として扱われる。茄子やピーマンなどは、すべて結実するので落さないように注意も必要である。収穫時は毎日見回り、出来具合を見ながら朝夕に採取する。この句、採り立ての新鮮な野菜が厨に満ちている。手料理で家族らが揃う賑やかな夕餉を待つ。
(新聞「農民」2019.9.2付)
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[2019年9月]
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