韓国敵視に平和はない総がかり行動 国会議員会館前集会
8月19日、47回目となる総がかり行動が国会議員会館前で開催され、1600人が参加しました。
総がかり行動実行委員会の高田健共同代表が主催者あいさつ。「参院選で改憲勢力に3分の2を取らせなかった。明確に私たちの勝利だ」と指摘。 また高田さんは「15日に韓国を訪問し、5万人以上の市民が雨の中『安倍ノー! 日韓市民は連帯』を叫んでいた。日韓関係を壊しているのは安倍政権ということは韓国の市民もはっきり認識している。決して反日などではない。この呼びかけに応え安倍政権を倒すことが私たち日本市民の責任だ」と呼びかけました。 東京大学名誉教授の和田春樹さんも発言。和田さんたちは4月に声明「韓国は『敵』なのか」を発表し、賛同署名は8000人を超えました。 和田さんは「安倍政権の北朝鮮への制裁強化路線と韓国の対話路線との溝が、韓国への経済制裁として表れている」と指摘。「韓国敵視路線の先に平和な日本はない」と署名への協力を訴えました。 ジャーナリストの志葉玲さんはイラン・中東問題について発言しました。「トランプ大統領が、オバマ前大統領のやったことを気にくわないがために、国連の安全保障理事会が可決したイランの核合意を勝手に離脱した。なのに自衛隊をホルムズ海峡に派遣しろというのはふざけている」と弾劾。「メディアも政府追随で韓国バッシングするくらいなら、トランプ政権の無法を指摘するべき。日本政府がすべきは自衛隊派遣ではなく、アメリカが核合意に復帰するように説得することだ」と訴えました。 行動には立憲民主党から佐々木隆博副代表、日本共産党から山下芳生副委員長が連帯のあいさつを行いました。
(新聞「農民」2019.9.2付)
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[2019年9月]
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