「農民」記事データベース20190729-1370-05

農のこころ

丸山美沙夫


 水喧嘩村の掟をもち出して

          寺島 渉

 俳誌『しなの』から。農業用水が整備されて今では水喧嘩は見られなくなった。しかし、旱魃になると今でも水争いが起る。作者によると、集落の死活問題として、上流と下流の水争いが続いてきたそうである。「水は草で止める」という村の掟が見つかった。草なら水量に応じて配水量も手軽に調整出来る知恵だったのだ。

(新聞「農民」2019.7.29付)
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2019年7月

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