「農民」記事データベース20190722-1369-09

旬の味


 東日本大震災の被災者が仮設住宅を出た後、元気にされているのか、1年ぶりにお会いするのを楽しみに仲間と南相馬・小高へ出かけました。私たちは決してフクシマを忘れてはならないと戒める小高行きでもありました▼過去の悲惨な出来事を決して受け止めようとしない再稼働推進者が多く、何年たっても元の状態に戻れない被災者の苦しみを分かろうとしない国や東電。だからこそ脱原発者を選挙で選び、安心できる社会にしければ、被災者の悲しみ苦しみは報われないのではないか▼私たちは仮設の方々と「食」を通して交流を続けてきました。今回は現地の方の提案した料理と東京の仲間が提案した料理を一緒に教えあい、学びあう会でした。出来上がった料理は大皿盛で8皿。一緒に作った料理を食べる楽しさ。徐々に心も開かれ、皆が今の生活を語ってくれました▼「さびしい」高齢者の生活が日々続き、家から出ない方も多いようです。元仮設の人たちが集えた「料理の会」を心から喜んでもらえました。

(澄)

(新聞「農民」2019.7.22付)
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2019年7月

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