「農民」記事データベース20190715-1368-09

旬の味


 国連「家族農業の10年」「小農の権利宣言」が始まった。日本の農村、農林漁業の新しい動きを後押しするものになると確信する。野菜生産農家の仲間から食べきれないほどの夏野菜が届き、旬の野菜を味わうことに幸せを感じている▼うれしいことに、安心な野菜だから皮膚疾患をもつ双子の孫にも健康を気遣い、せっせと送っている。将来の子どもたちにとって、食の安全は誰もが願っている▼食品添加物や遺伝子組み換え、ゲノム編集、農薬の使用基準緩和が私たちの見えないところで決定され、健康がむしばまれている。今「あとは野となれ、山となれ」という一握りの企業に命と暮らしを好き勝手にさせてはならない▼参議院選挙真っただ中、あったことの存在を消し、不都合な真実を隠す与党に厳しい審判を下すことが必要だ。大きな目を見開き大きな声をあげ、仲間と力を合わせ世の中を変えていくことは、今を生きる私たちの務めではないのか。子どもや孫に夢や希望をもてと言える親の責任かもしれない。

(Y)

(新聞「農民」2019.7.15付)
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2019年7月

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